介護業界で仕事を探す人には主婦層が多く、以前から介護業界で働いていたけれど出産や育児のために離職していたというケースはよくあります。ブランクができてしまうと再就職が難しいのは確かですが、まずは書類選考に通過しようと考えるのが賢明です。

うまく選考に通過するにはコツがあり、離職していた理由や再就職を希望した理由に工夫をすることが重要になってきます。再就職に成功している事例として、離職していた理由については「やむを得ない」と誰もが考えるような内容にしているのが一般的です。

もともと出産や育児が理由であったなら、それをそのまま明記してしまっている人が多く、特に問題なく書類選考を通過しています。育児の担い手となって子供に愛情を注ぐのは重要なことだと納得してもらいやすく、介護をする上でも人を大切に思う心構えがあると見なされ良い印象を与えられます。

同様に親の介護を理由とするのもよく見かけられます。一方、再就職の理由については離職中の生活に関連付けていることが成功例として多いものです。

離職中に育児をしていると自分の適性について見つめ直せることはよくあります。そうした生活の中で感じたことを踏まえて、「子供の世話をしているのが楽しく、人の様子を観察してその期待に応えられるようにするのが生きがいになった」というような前向きな内容を書くのも一つの手です。

このような形でうまく理由付けができると、ブランクがあっても特に問題なく書類選考を通過しやすくなります。